テントとタープを連結することができる「小川張り」は、多くのキャンパーに支持されています。
連結する事で統一感が生まれ、コンパクトで居心地の良いサイトを設営する事が可能です。
結構抑えなくてはならないポイントがあるので、実体験から紹介します!
小川張りするならタープはヘキサ レクタ どっち?
「小川張り」に使用するタープは、ヘキサタープ・レクタタープどちらも使用可能です。
レクタタープを使用した場合、天井が高くなり開放的なサイトになります。
ですがサブポール含め6本のポールが必要な為、設営の難易度が少々高めです。
大人数でキャンプをする場合や、広々とした空間を好む人はレクタタープを使用すると良いかもしれません。
最もメジャーなヘキサタープを使用した方法は、設営の自由度が高く様々なテントに対応できるメリットがあります。
テントと連結すると見た目がとてもかっこよく仕上がり、雰囲気がぐっと良くなりますよ!
タープを選ぶ際は遮光性や熱に強く、組立が簡単に出来るものが良く、サイズはワンサイズ大きめを選ぶと雨や日差しを防ぐ効果が高くなります。
小川張りをするとタープの半分程がテントとの被る部分となる為、狭く感じるデメリットがあります。「小川張り」を試してみたいと考えている人は特に、大きめのサイズを選ぶ事が望ましいです。
スノーピークの「アメニティタープ ヘキサLセット」はデザインがシンプルながらも高品質でリーズナブルな価格な為、人気の商品です。
キャンプ初心者~中級者におすすめで、ポールやペグがセットになっているのですぐに使用出来ます。
- サイズ:1,220×780cm
- 重量:7.9kg
- 収納サイズ:キャリーバッグサイズ:80×17×19(h)cm
- セット内容:タープ本体、スチールポール(280cm、240cm)、スチールペグ(30cm×8)、自在付ロープ(二又用10m×2、3m×2、2m×2)、コネクションテープ、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
- 対応人数:6名
- 耐水圧:ミニマム値:1,800mm
- 材質:210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・超撥水加工・UVカット加工
小川張りレクタタープでも出来る?
レクタタープを使用して「小川張り」をする事は可能です。
ヘキサタープを使用するとその形状から、縦の方向でしかテントと連結することが出来ませんが、レクタタープは高い天井と四角い形を活用し、縦向きと横向きどちらも設営可能です。
レクタタープは大型なものが多く、テントをすっぽりと隠せば暑さを軽減する事も可能です。
角度をつけずにレクタタープを張れば、空間がさらに広がりまるで平屋のような広さを出す事ができます。
自分好みの設営方法が楽しめるので、レクタタープを使用した「小川張り」を楽しむキャンパーも多いです。
小川張りやり方順番
小川張りに必要な道具は、テント・タープ・ポール・セッティングテープの4つです。
設営する前にまず、サイトの広さや形を確認します。
テントの向きや風通りなどレイアウトを確認した後に設営を行います。
レイアウトが決まったら次にテントを設営します。
後から微調整を行う為、ペグダウンはせず仮止めを行ってください。
セッティングテープをテント側のタープ先端に連結します。セッティングテープの長さ調節を行い、ポールの位置を決めます。
セッティングテープのもう一方をタープの先と連携し、タープを立ち上げます。タープを張り終えたら、テントの位置を調整しペグダウンを行います。
小川張り デメリット
小川張りは通常の張り方ではなく、延長ロープを使用して長さを出すためタープの張りが弱くなります。
天候が良くない場合は小川張りをせず、通常の設営を行ってください。
風で飛ばされたタープやベグが、周囲のキャンパーへの迷惑になる場合がある為、安全を確認した上で小川張りをする必要があります。
2ルームテント 小川張り
リビングと寝室が一体となった2ルームテントで小川張りをする場合、リビングスペースの広さが更に広くなり快適さが各段に良くなります。
雨の侵入を極力防ぎたい人は、連結部分を多く取りタープからの雫がテントに落ちた場合でもリビングスペースに入らないよう被せ具合を工夫するとより快適です。
小川張り強風の時の工夫
小川張りはどうしてもタープの強度が弱くなってします。強風時はペグを頑丈な長めの物に変えたり、強くタープを張るなどの工夫が必要です。
それでも風の影響が心配な場合は、小川張りは行わないようにしてください。就寝中の急な突風などは対応しきれない為、安全確保の為にも天候を確認してください。
小川張り ポール 長さ
ポールの長さは使用するテントの高さによって変わります。小川張りをすると30~40cmほどタープが下がる事を想定し、ポールの長さを決めて下さい。
後方のポールはテントの高さによって決め、前方のポールは後方ポールより60~80cm程高くすると角度がついて、かっこ良い形に仕上がります。
こちらはセットになっているので、考えるのが面倒な場合は、こちらがおすすめです!
小川張りタープはヘキサ?レクタどっちがいいまとめ
タープはテントよりも目立つことがありますからね。
それがカッコ良く決まっていると、上がりますよね!
小川張りに今後も工夫を重ねて挑戦したいと思います。