数あるコールマンランタンから、実際に私が購入した商品レビューと選び方を、キャン歴10年の私が解説します!
コールマンシーズンランタン
シーズンランタンとは2005年から毎年販売されている、コールマンの限定ランタンです。
ホヤ(ガラスの部分)にテーマに合った柄が付いています。
その年しか販売しない限定モデルなので大人気。
購入するには、予約・抽選販売のチャンスを逃さないようにしましょう。
コールマンランタン年表
2005年 | 登場 |
2006年 | アーガイル |
2007年 | 初冬 |
2008年 | ROCK |
2009年 | FOREST |
2010年 | CORAL |
2011年 | CORAL |
2012年 | LIFE |
2013年 | Galaxy |
2014年 | Cowboy |
2015年 | American Vintage |
2016年 | American Vintage |
2017年 | American Vintage |
2018年 | American Vintage |
2019年 | アメリカン コーヒーショップ |
2020年 | リミテッド エディション2020 |
2021年 | ザ レッド |
ランタンの選び方
ランタンを選ぶときに大事なポイントは、ランタンをメインで使うか、サブとして使うかです。
メインとしてテント全体を照らすために使うのであれば、灯の明るさが重要になります。
しかし、気に入ったランタンをメインとして使いたいけど明るさが足りないというときは、気に入ったランタンをいくつか購入してもいいかもしれません。
またLDEランタンを購入する時に気を付けたいことは、連続使用時間です。
商品によってはバッテリーを満タンにしても、1〜2時間ですぐに使えなくなってしまうランタンもあります。
ですので、充電時間と連続使用時間を必ず確認して購入するようにしましょう。
ガソリンランタンやガスランタンを購入する時は、使い方やお手入れ方法などをよく理解し、購入することをおすすめします。
コールマンランタン使い方とビュー
コールマンのホワイトガソリン仕様、『ワンマントルランタン286A』です。
このランタンは私が持っているキャンプギアの中で、一番のお気に入り。
ホワイトガソリン特有の温かい光に憧れて購入しました。
メインランタンとして使用できるほどの明るさ。
もちろん火ですので、ランタン自体がとても熱くなるため火傷には要注意です。
ランタン以外にホワイトガソリンや、じょうごなどを別途購入する必要もあります。
メンテナンスにも費用は掛かってきてしまいますが、スイッチを押すだけで点灯するランタンとは違い、点火するまでの作業やメンテナンスも含め、愛着が湧いてくるギアです。
メンテナンスをすれば、20年以上も使い続ける事ができるそうです。
一生モノですね!
メンテナンスのポイントも後ほど紹介します。
ホワイトガソリン仕様のランタンは、憧れている人も少なくないと思います。
以下に点火までの流れを分かりやすくまとめました。
①別売りのマントルを取り付け、空焼きする
ホヤ(ガラス)を外してマントルを付ける。
※マントルが取れないようにしっかり結びましょう。
マッチやライターを使用してマントルに火を付けます。
マントルが白くなって、火が消えたら空焼き完了です。
※マントル全体が白くなるまで火をつける作業を繰り返してください。
②使用前にホワイトガソリンを入れる
フューエルファネル(じょうご)などを利用して、ホワイトガソリンを注いでいきます。
《ポイント》
燃料は満タンに入れるのではなく、「空気:燃料=2~3:7~8」になるように入れること。
③ポンピングする
ポンプノブを左に回して、真ん中の穴を親指で押さえながらポンピングします。
ポンピングすると空気の圧力で燃料が、ジェネレーターへ上がっていきます。
《ポイント》
ポンプが押し込めなくなるまで繰り返し行うこと。
ここで圧のかかりが弱いと、燃料が不完全燃焼になってしまいます。
④バルブを開けて点火する
バルブをHIGHの手前まで回して、マッチやライターを差し込んで点火します。
《注意》
点火の瞬間、爆発音とともに火が付きます。
慣れるまでは、尻もちをつくくらい驚きます。
マントルの火が落ち着いたら点火完了となります。
ここで火がマントルに落ち着く瞬間がたまらないんですよね。
とても明るくテント全体を照らしてくれます。
⑤ランタン使用後は残ったホワイトガソリンを抜く
残しておくとタンク内が錆びてしまう恐れがあります。
満タンにしておけば抜かなくても大丈夫という人もいますが、私はガソリンを毎回抜くことをおすすめします。
『残ガソリン抜き取りポンプ』がコールマンから販売されています。
ホースをタンク入り口とガソリン缶に差し込んで、ポンピングを繰り返すと、タンク内に残ったガソリンが缶の中へ流れていきます。
手間は掛かりますが、長く使用するためにはメンテナンスも欠かさずに!
コールマンのホワイトガソリンは、『ツーマントルランタン290A』というマントル(火が灯るところ)が2つあるランタンも販売されています。
ワンマントルよりも更に明るくなります。
また、2022年に新商品が発売されました。
『ワンマントルランタン』は緑と赤の2色から選べます。
使い方は上記で説明した方法と変わらないのでご安心を。
メンテナンスのポイント
メンテナンスするべき箇所はいくつかありますが、大事な部分を2つお伝えします。
1つ目は、『ポンプカップ』というところに、『リュブリカント』という別売りの専用潤滑油を塗ることです。
ポンプキャップの「OIL」と書いてる穴に2~3滴注入します。
2つ目は、『ジェネレーター』です。
ジェネレーターは頻繁にするべきメンテナンスではありませんが、長く使うためには必ずメンテナンスが必要になってくる部分です。
ジェネレーターは、筒、バネ、針で構成されています。
ここが汚れてくると光が安定しなくなるので、新しい部品(別売り)と交換しましょう。
ジェネレーターを汚れにくくするためには、コールマンから販売されているホワイトガソリン『エコクリーン』を使用する事が大切です。
ガソリンランタンコールマン以外
キャプテンスタッグ
このランタンは、白灯油かランタン用パラフィンオイルを使用します。
カラーバリエーションは5色で、大きさも3種類から選ぶことができます。
明るさはコールマンより劣るものの、本体カラーや落ち着く灯りといったことから、人気を集めています。
ヴァストランド
このランタンも白灯油やパラフィンオイルを使用します。
カラーバリエーションはキャンプインテリアをおしゃれに見せることができる、ブロンズ、オリーブ、タンの3色です。
メインランタンとして使用するには明るさが足りませんが、インテリアとして愛用するならGOOD。
サイズは3サイズから選べて、3000円以内で購入することができます。
ベアボーンズランタン
ベアボーンズは2012年にアメリカのユタ州で誕生したアウトドアブランドです。
ここのランタンは日本でも人気があって、機能性を損なわずデザインがおしゃれな所がいいんですよね。
LED採用のライトになりますが、色は温かみのあるオレンジ色なのでレトロな雰囲気抜群です 。
また、おしゃれな雰囲気を作り出してくれるランタンで、キャンパーの間では人気となっています。
私もベアボーンズランタンを2つ持っていてとても重宝しています。
しかし、ランタンケースが付いていないので、別途購入しないといけないのが残念なポイント。
実は他のブランドからもベアボーンズランタン用のケースが売っているので、要チェックです。
ベアボーンズランタン充電
ベアボーンズのランタンは、充電するものとモバイルバッテリーや電池を使用するものなど様々です。
充電時間は短いもので3~5時間。
大きいランタンは6時間~8時間程度かかります。キャンプに出掛ける前日の夜に充電しておくといいですよ。
また、キャンプ中のバッテリー切れを予測して、充電コードやモバイルバッテリーなどを、忘れずに持っていくようにしましょう。
ベアボーンズランタンおすすめ
ビーコンライトLED
充電式のランタンです。
充電時間は4~5時間でちょっと長め。
連続使用時間はHighだと3時間。
Lowだと200時間点灯します。
大きさは縦約15㎝、横約8㎝と小さめサイズです。
充電コードは本体に付いているので、紛失の心配はありません。
エジソンストリングライトLED
なんと1本のコードに3つのランタンが繋がっているお得感満載のランタンです。
LowモードとHighモードの2つを選択できます。モバイルバッテリーを使って点灯できて、Highモードだと250ルーメンと明るさも十分です。
レイロールドランタンLED
昔の鉄道に使われていたランタンをモデルに作られたランタンです。
明るさを調節できて、連続使用時間は3.5時間から100時間と長いのが特徴です。
私はこのランタンを持っていますが、キャンパーの友達にプレゼントするとかなり喜ばれます。