- ハスクバーナの切れ味が悪くなってきた、刃が欠けた!
- メンテナンスはどうすればいいの?
- ほかにもカスタマイズの方法とかある?
週3で焚き火をやり、薪を斧で小割にしまくっている私が答えます。
焚き火好きなら斧がほしくなり、斧が欲しくなると、メンテナンスが気になりませんか?
刃を研ぎ、油を塗り、柄をカバーします。
この面倒な作業が、かえって味となり道具への愛着になります。
確かに!
斧メンテの初心者でも、普通に研げました!
- 斧の刃・・・研ぎ石、油
- 斧の柄・・・パラコード、油
- 斧のカバー・・・ワックス
こんなメンテナンスが必要になりますので、まずは刃のメンテナンスから。
斧の手入れ
斧の手入れをすると、愛用の斧を長く使う事が出来ます。
手入れの手順としては3ステップです。
やすり➡研ぎ石➡オイル
刃が欠けていないのであれば、研ぎ石からで問題ありません。
そして結論を追加するならば、刃を研ぐなら100均で全て事が足りそうです!
でも一般的な方法も知っているのは悪くないと思うので、一通り説明します。
やすりについて
やすりには目の細かさから番号が付いています。番手と言います。
#1000番とか付いていますね!
番号が大きくなれば細かくなり、少ないと粗い目ということになります。
- 荒砥(#100~300程度)
- 中砥(#800~1200程度)
- 仕上砥石(#5000~)
荒砥がやすりです、刃が欠けていたら使うようにします。
斧のメンテナンスであえば、1000番くらいの研ぎ石で十分です。
包丁じゃないもんね。
その通り、5000番は仕上げは、包丁などで使う場合でです!
斧には不要です、全然薪割り出来ます。
紙を切りたいとか、斧でトマトまで切りたいとかyoutubeでの画像映えを狙うなら別です(笑)
やすり
高級やすりです。
絵のように持ち手の部分を斧につけると、理想の角度でやすりをかけることが出来ます。
目は粗いとしか書いていないので、何番かわかりません。
初心者には持ってこいですが、なかなかお値段がします。
平やすりです。
刃先に向かって、1方向でやすりをかけます。こちらも粗目としか書いていません。
角度は10円玉(1.5mm)が1~2枚刃とやすりの間に入るくらいの、角度(15度くらい)でやすりをかけます。
これくらいのモノであれば、最近は100円ショップでも売っています。
研ぎ石
コチラも安いモノを紹介!
他の研ぎ石としてランスキーなどもありますが、専用容器が付いていなかったのでコッチを選びました。
オイルストーンではないので、油もいらないので便利!
ランスキーの純正品もありますが、安くて大丈夫だと思うのでコッチを紹介です。
研ぎ石は力は不要で、ゆっくりと丁寧に円を描くように10回程度ローリングします。
刃の部分をマーカーでマーキングしておくと、全体的に研げたか分かります。
#180#600の両面研ぎ石です!
100均の研ぎ石
ダイソーに普通に研ぎ石売っているのですね、知らなかった。
裏表が使えるようになっていて、片側は#320、もう片側は#120です。
斧研ぎには丁度いいかもしれません。
コスパ良さそうだね!
100円なので試してみたいと思います。
とはいえ、キャンプ場や川原では研ぎ石を水に浸して置くのも難しいですし、水場の確保が難しいことがあるのでオイルストーンも捨てがたいです。
斧研ぎ石のおすすめ(100均)
セリアに研ぎ石を買いに行ったら、こんなやすりを発見しました!
長方形の形で、4面がそれぞれ違う番目になっているので、すごく便利です。
砥石面直しが100均で可能
実際にやってみたら、欠けている部分も直すことが出来て、しかも切れ味もなかなかのものになりました。
100円ですし、猛烈にコスパがいいのなんの。
結論から言えば、これで十分でした!
研ぎ石じゃなくても良いという事と、100均でこと足り事は、衝撃ですね。
柄の手入れ
オリーブオイルや、アマニ油で柄の部分をメンテナンスします。
湿気や乾燥から守るために、オイルを塗ります。腐敗も防げるようですね!
斧自体も、日陰で地面からは少し高い場所に保管した方が錆びにくいので良いです。
フェルト自体も100均で売っているモノで、十分だと思います。
革ケースの手入れ
革製品にはミンクオイルがおすすめとして良く紹介されていますが、乳化性クリームの方がいいと思われます。
ミンクオイルの特徴は、革との親和性が高くドンドン革に吸収されます。
なので、防水性能が高くなるのですが、その代わりにカビ易く、革自体が柔らかくなりすぎるデメリットがあります。
しかも、シミを作り易いので折角の革が味を出さずに、なんともまぁな感じになる可能性があるのです。
適量を上手に使えばいいのですが、素人には難しい話です。
なので、乳化性クリームの方がハードルは下がります。
シミを作りづらく、乾燥もしっかりと防いでくれます。
これがコスパも良く、クリーム自体が良く伸びます。
艶も適度に出してくれて、1000円を切るので中々秀逸です。
更に、しっかりと防水までしたいのであれば、防水スプレーを併用すると良いです。
とはいえ、私はそこまで入れ物にこだわっていないのでやらないと思います。
斧のカスタマイズ
カスタマイズという名の、ネック部分の保護と色による個性の獲得です!
人気の斧になると周りの人と被ったりしますから、柄の部分や持ち手、紐なんかをカスタマイズします。
私は定番のパラコードで、カスタマイズをしました!
めっちゃあまったので、斧以外にも使っています。
手斧にはパラコード
パラコードとは、パラシュートにも使われる丈夫な紐の事です。キャンプではテントでの利用ですね。
パラコードは中に入っている芯の数で、9芯、7芯、5芯と変わります。今回はパラシュートに使うわけではないので、9芯でいいと思います。
9芯で4ミリ、250kgの耐荷重があります。色は221パターン。凄い。
斧のネック部分にパラコードを巻き付けることによって、柄の部分を守ります。空振りした時に、柄の部分を強打して破損することを懸念ですね
ここが折れると買い替えになりますから、それなら最初から守りましょうってことです。
折れたら入れ替えるの大変そう…
パラコードをまくことで、熟練キャンパーっぽいし、色も色々あるので同じ斧でも個性が出せます。
手斧パラコード「レビュー」
届きましたパラコード!
かなりの長さだ!30mの物を買いましたが、ネック部分に使うのはせいぜい3mあれば事足ります。
斧に使うだけなら全然足りますっというか、余りまくります。
余ったパラコードで色々と作ってみたいと思いますが、今回はネック部分。
巻き方は色々ありますが、ここ逆にシンプルに行きます。
凝った巻き方もいいのですが、斧にはシンプルな巻き方があうと思います。
意外と握力が必要です、しっかりと固定しながらのパラコード巻は疲れました!
実は動画も撮ったのですが、手元がうまく映っていないのでもう一回取り直します。
と言いながら、デフォルトでついていた紐が心もとないで、ダイアモンドノットのジッパータブを作ってみました!
ダイアモンドノットの方が、ネック部分の巻き方よりも難しかった!
他にもあまったので、火ばさみの持ちてもカスタマイズしました!
斧手入れまとめ
愛用の斧を長持ちさせて、更に愛するギアにまで昇華させたいですよね。
手をかけると、大切にしようという気持ちも大きくなります。
愛着がわくよね。
カスタマイズで個性も獲得できるので、パラコードは凄くおすすめです。
色だけで、凄い種類ありますし巻き方でも個性を出せます。
取手の紐も、ダイヤモンドノットにしていますが、他のノットも沢山あって簡単に作れるのでそこでも個性を出せます!
私は火ばさみまで、巻き付け更にジッパータブはリュックにもつけました。