週3で焚き火をする私が、作ってみます。
こんな方向けの記事です。
- 市販の焚き火キャンドルのパチパチ音がしなかった
- 折角なので自分で作りたい!
- 自宅で焚き火の雰囲気を味わいたい
焚き火キャンドル
探してみたらこんな商品がありました、しかしウッド部分が小さいのでなんか心細い。
焚き火を愛しまくっている私ならば、きっとパチパチと素晴らしい音が聴ける焚き火キャンドルを作れるでしょう!と思ったのです。
という事で、手作り焚き火キャンドルです。
結論から言います、パチパチ音は出なかった!
失敗しちゃったの?
3パターン試しましたが、できなかった。
非常に残念でしたが、焚き火気分自体は味わえました。
使った材料はこちら。
- 必要材料
- 薪or枝
- キャンドル芯
- パラフィンワックスorキャンドルゼリー
- 耐熱容器
ウッドウイック芯
パチパチ音を出すには、薪か枝の木が必要になると思います。
割りばしを焚き火で燃やすことは結構あるのですが、パチパチ音は通常出ないですね。
割りばしくらい乾燥しきっている木は、パチパチ音出ません。
パチパチ音の正体は水分なので、水分含有量の高い薪がいいです。
しかし、水分含有量が高すぎると煙がかなり出るので、バランスが難しいですね。
一度パラフィンワックスでコーティングしてしまえば、水分含有量は保たれると思います。
薪の種類もどれがいいのか、検討ですね。
今回試してみたいのが、焚き火っぽい匂い全開な「クヌギ」。
あとは香りがいい、「サクラ」です。でも実際はそこまでいい匂いはしません。
- 広葉樹:「クヌギ」
- 針葉樹:「サクラ」
この2パターンで作ってみたいと思います。
でも桜は折ったらだめですよ?
法に触れる事になるじゃなかったっけ?
桜は病気に弱い木です、枝が折られると木そのものがダメになります。
「桜の枝を折って桜がダメになった場合、他人の物を壊したものとして『器物損壊罪』が成立します(刑法261条)
3年以下の懲役または30万円以下の罰金です。
キャンドル芯
刺繍紐を、枝に巻き付けて使う事を考えました!
麻紐とタコ糸は先に燃えてしまい、火が大きくなりすぎる事を懸念。
100均にキャンドル用の芯も売っています、2本で100円だったです(セリア)。
枝に巻き付けるつもりなので、糸の方がいいかなと思いました。
しかし最終的には、ティッシュになりました。
ティッシュは煙が出やすいのですが、手軽かつ炎が大きくなって逆に焚き火感がでます。
キャンドルよりも、大きな火で焚き火感を味わいます。
ソイワックス
ソイ(大豆)から出来ています、パラフィン(石油)よりも融点が低いので、火をつけた時に全体が溶けていきます。
燃焼時間が長いのも、特徴です。
空気を浄化するという話もありますが、エビデンスは見つかりませんでした。
ススも少ないようです!
値段が同じなら、ソイの方がコスパもいいですね。
国産の安いのがありました。
パラフィンワックスよりも、安全性が高い方がいいよって方はソイもありました。
薪燃やしている時点でそこまでこだわる必要性は感じませんが、値段に大差ないのでソイを買いました。
アロマを加えてというパターンもあるのですが、たぶん薪臭いの方が強いので、アロマは入れません。
耐熱容器
基本縦長なので、そんな容器を選びます。
容器は100均で売っている、耐熱容器にしようとしたのですが、耐熱温度が低すぎます。
150℃程度の物しかなかったです。
焚き火の温度は1500℃(火の部分)とかいくので、これで耐えられるか怪しいと思いました。
鉄製の容器があればいいなと探していたら、セリアで発見!
焚き火キャンドル作り方
- ワックスを容器に入れて湯煎
- 刺繍糸にワックスを染み込ませる
- 固める
- 容器に枝を立て固定
- はみ出し部分をカット
こんな工程で進みたいと思っています。
①湯煎
購入したキャンドルワックスを、湯煎します。
容器を直接火にかけるのは、容器が大丈夫でもワックスが発火する場合があるので危険です。
そして、燃えたら使えなくなるので、本末転倒(笑)
少しだけ溶かすなら、容器にワックスを入れてライターを使って溶かすこともできますね。
②刺繍糸
刺繍枝?を作ります!
枝に刺繍糸を絡めた物に、ワックスを浸します。
新聞紙も、事前に用意しておいた方がいいですね。
良くワックスが染み込むように、ビタビタに漬けます。
③固める
放置すれば自然に固まります。
④容器に枝を立て固定
ワックスの中に先ほどの作った芯を刺して、割り箸を使って固定します。
割り箸が一番固定に向いていますね。
でも枝が太すぎて割り箸では固定できません。
溶かしていないワックスで覆いつくし、固定しました。
⑤はみ出し部分をカット
固まったら、はみ出している部分をカットしてしまいましょう!
細い枝ならカットできますが、全然切れそうになかったので諦めました。
事前に高さを、入れ物の高さ位に合わせるほうがいいです。
焚き火キャンドル点火
全く持って、火が点きません。
刺繍糸が先に燃えてしまい、枝自体が全然燃えません。
枝が太いから燃えないと思い、細い枝で試しました。
コーティングも厳重にして実験。
これも全然火が点きません。
枝とワックスだけって、思った以上に全然点かないんですね。
ここで、そもそも刺繍糸がダメだなと思い、他のキャンドル芯になるものを探しました。
ティッシュも芯になることを思い出し、試してみます。
案の定煙が多く出るのですが、どっちみち枝を燃やす時点で煙を覚悟してましたから問題ない事に気付きました。
ティッシュのみで実験、良く燃えます!
枝にティッシュを巻き付けて実験。
かなり良く燃えます。
そして目的だった、パチパチ音がするか耳を澄まして聞いていたのですが、全然だめ。
水分多めの枝を選んだのですが、それでもダメでしたね。
もっと水分量が高いものが必要なのか、ティッシュで包むのがダメなのかわかりません。
枝の燃焼速度が遅いからなのか、温度が足らないのか、枝が細いからダメなのか。
今度焚き火をした時に、枝だけでパチパチ音がするか実験してみます。
枝だけで、観察したことがないので、薪からの音なのか枝なのか精査する必要がありますね。
枝1つでも結構奥が深い。
追記:木製芯(ウッドウィック)があれば、出来るのかもと後で気づきました!
今度はコレを買って、また作成に挑戦してみます!
気になるのが、パチパチ音が出るかどうかですね。
焚き火キャンドル自作まとめ
クヌギとサクラをどっちも試したが、音はどっちみち出ませんでした。
今後も試作を重ねて、音が出る作り方が分かったら追記しますが、難しいでしょう。
追記:なぜかベランダに放置していたら、パチパチなるようになりました。全く理由がわかりません。
焚き火を毎日でもやりたいけど、やる場所の確保って本当に難しいです。
私は河原でやることが多いのですが、河原ですらハードル高いです。
天候に左右されまくりです。
確かにそうだね。
風が強ければ、危険なので焚き火は無理。
雨が降れば普通は、面倒なのでやりません。
雨によって地盤がぐちゃぐちゃだと、スタックするのが怖くて行けません。
10分でも焚き火がしたいと思ったら、焚き火キャンドルは最高だと思います。
正直焚き火じゃなくても、火が大きめのキャンドルはマインドフルネス瞑想の効果、期待できそうです。
ベランダでも出来るし、撤収も楽なので!
作るのが面倒な場合は、買っちゃいましょう!