キャンプに行きたくなって、一番最初に不安になるのは、テント選びではないでしょうか?
私もテントの選び方がさっぱりわからなくて、友人に聞いたり、本を買って調べたので共有したいと思います!
結論から言えば、テント選びは、以下の部分を気を付けた方がいいです。
- テント生地の種類
- フレームの構造
- ポールの素材
- 耐水圧
ほかにも
- インナーテント
- ベンチレーター
- フレームポール
- ドアパネル
- 前室
- スカート
などなど、色々と見なくてはいけないポイントがありますので、これらを踏まえてどのテントを選べばいいのかを説明したいと思います!
テントの生地(キャンプ初心者向け)
大きく3つです!
- ポリエステル
- ポリコットン
- コットン
❶ポリエステル
最も主流の生地。速乾性があり、紫外線劣化も少ないため、初心者向け。しかし、キャンプの定番、焚き火に非常に弱く、火の粉で穴が空くことがある。
❷ポリコットン
ポリエステルとコットンの混紡生地、それぞれの強みが合わさっており、強度と速乾性がある。火にも強いが、やや重い。
❸コットン
ティピー型テントでよくみられる生地。保湿性、耐久性、断熱性が非常に高い。そして火にも強い。見た目にも、やや高級感があるが、重量と容量があるのが難点。濡れるとなかなか乾かない。
おすすめは、❶か❷です!
キャンプに行けば100%朝露や結露などでテントは濡れますから、かんたんにカビが発生しやすい❸は私はパス。
片づけや、帰宅してテントを乾かすにも、重いと結構面倒になりがちだよね。
耐水圧
耐水圧は生地がどの程度の防水性があるかわかる数値。500㎜程度では小雨にしか耐えられません。
耐水圧=通気性
となりますので、耐水圧が高ければ通気性は悪くなり、結露もしやすくなります。
そして、冬ならば、冷気の侵入も防いでくれるので、キャンプスタイルによって判断する必要も出てきます。
結論1500㎜あれば、強い雨にも耐えられます。
1500~2000㎜が推奨されていることが多いです。
フライ部分(天井)は1500㎜でボトム部分(床)はグランドシートを用いて3000㎜と高めにするのがおすすめです。
テント初心者向けフレームの構造
テントの選び方に限らず、物を買う時の基準はいくつかあると思いますが。
かっこいい事!これが一番大切です!
キャンプ仲間もみんな同じくというよね。
そしてそれは、自分でかっこいいと思えればそれでいいですよね!
でもやっぱり、最近の流行りもとりあえず押さえておきたいとも思いますよね?
少し前は、ドーム型やロッジ型が人気だったのですが、カマボコテントを始め最近はトンネル型が人気ですね。
ポールの素材も、フレーム構造によってそもそも変わりますので、まずは先にフレーム構造を決定するのがいいですね。
でもキャンプ場には、ティピー型、ドーム型、トンネル型それぞれがいますので、どれを選んでも浮くことはありませんよ!
私は、設営の楽さと、空間の使いやすさ、そして流行ってるしということでドーム型を買いました。
私は、見た目が決まったら、使いやすさや、機能を重視して選びます。
ポールの素材
FRP、アルミ合金、スチールなどがあります。
❶FRPh
ポリエステル樹脂に、弾性率が大きいガラス繊維などの強化材を混ぜることで強度を高めた複合材料です。安価ではあるが、重い。金属部分がジョイントにあるため、スリープに引っかかりやすい。
❷アルミ合金
アルミが主成分の合金。軽量でしなるため、耐久性も高い。1000系、2000系、5000系、6000系、7000系などの強度の指標などもあり、7000系が最強強度。7000系は航空機材や車両などに使われる。
❸スチール
強度は高いが柔軟性に乏しいため、ドーム型などのテントのメインポールなどには不向き。重量もある。
ポール素材も価格に関わってきますが、ポール素材をオプションで選択することは出来ないので、価格差が結構ある場合はこの辺を見ると納得できるかもしれません。
テントスカートとは?
テント下部からの冷気の混入を防ぐための物です!
秋、冬キャンプの場合は、必須ともいえる物ですが。
夏キャンプでは、むしろ通気性が悪くなり、テント内が蒸し暑くなります。
初心者が冬キャンプに挑むのが、そもそも危険なので、夏キャンプから始めることを強くおすすめします!
ですので、まずはスカートなしテントでいいと思います。
初心者向けテントまとめ
この基本に関しては、どのテントでも共通していることなので、こちらをベースに利用人数によってテントを選ぶと良いと思います。
ソロなのか?2人用?ファミリー?
それぞれ利用人数によって、おすすめできるテントも変わります!
まずは2人用テントを記事にしますので、良かったら見て下さい。