- 焚き火の薪を購入する場合、どの方法が安い?
- どんな入手方法がある?
- 無料で手に入れる方法はある?
週3で焚き火をやる私が、こんな疑問に答えます。
焚き火に必ず必要になるもの
薪
薪は何度も何度も買うので、ランニングコストもバカになりません。
最初はタダで手に入れる方法とかも考えましたが、最終的な結論は購入が一番だと思っています。
- どの種類の薪がコスパ高い?(長持ち)
- どこで買うのが一番安い?
- どこで買えば簡単?
こんな内容になっております!
週に3回焚き火をするほどの焚き火マニア。焚き火関連情報のみで、SNSアカウントのフォロワーが1万人を超える。焚き火の魅力を紐解きたく、脳科学からのアプローチなどを執筆している。最近はキャンプ情報も発信。息子との2人キャンプが最近ハマっていること。
薪を手に入れる方法
焚き火をするには何はともあれ、「薪」がなければ話になりません。
薪を手に入れる方法がいくつかあると思います。
- 買う
- 貰う
- 作る
- 拾う
頻度が少ないのであれば、買ってしまうのが一番簡単です。
薪の相場
買う場合には、薪の種類に注意した方がいいです。
薪は針葉樹と広葉樹では火の持ちが全然違います。
POINT
・針葉樹:火が強く燃焼時間が短い
・広葉樹:火が付きにくく燃焼時間が長い
そしてやっぱり薪の王様といえば、クヌギ、他にもナラ、カシ、ケアキ、ニセアカシアでしょう!
この辺を買うのがいいと思いますが、参考までに、1kg=300円くらいが相場になっています。
これを下回っていれば、基本的には買いだと思います。
そうなんだ!
通販で買う場合の最安値は、私が調べた時はコチラでした。
コチラが初心者にはおすすめです。針葉樹と広葉樹のミックスです。
最初、着火の段階では針葉樹を使い、火が安定したら広葉樹を使うと長持ちします。
1kg300円くらいの価格になっていますね!!
いやいや、私は何度も焚き火やったことあるし、火起こしも自信あるよって方はコチラ。
広葉樹です。
コッチの方がやや高めですが、広葉樹の方が基本高いです。
この後、木の種類の違いは、詳しく書いています。
薪の燃焼特性からのおすすめ
広葉樹 | 着火性 | 火力 | 火持ち | 総合 | 備考 |
クヌギ | C | S | S | 9 | 煙が少ない |
カシ | C | S | S | 9 | 備長炭の素材 |
ナラ | B | S | A | 9 | 人気の薪 |
サクラ | B | A | A | 8 | 香りが良い |
ケヤキ | C | A | A | 7 | 独特の芳香 |
針葉樹 | 着火性 | 火力 | 火持ち | 総合 | 備考 |
マツ | S | S | C | 9 | 油分が多い |
スギ | S | A | C | 8 | 流通量が多い |
ヒノキ | A | A | B | 8 | 薪割りが楽 |
燃焼時間から考えると、おすすめの薪はクヌギやカシです。
私は独特の匂いが好きなので、クヌギを使う事が多いです。
しかし、初心者や、中級者におすすめなのは。
しかし、初心者や、中級者におすすめなのは。
ヒノキです!
ヒノキは針葉樹なので、火をつけるのが簡単です。
その上、火持ちが針葉樹の中ではダントツにいいです。
そして持ち運びの時も、ヒノキは非常にいい匂いですので、車内が臭くなることがなくむしろ虫よけ効果があったりします。
あまり売っていないので、入手方法が限られているのが、唯一デメリットです。
薪を格安で買う
フリマアプリの利用です。
メルカリ、ラクマにも薪は結構出品されていました。
私が調べた時は、クヌギが1kg=100円割っているものもありました送料無料でお得です!
もっと安く
ジモティーを利用です。
数はかなり少ないですが、たまに出品されます。
条件と合うかどうかを探すのに結構時間がかかります。それに基本的には手渡しなので、近場に限ります。
根気があれば、安く買うことが出来るかもしれません。私の職場の近くに1kg=50円で出している方いました。
ありがたや!
まれに、無料で引き取ってほしい系の出品もありますので、こまめにチェックしていれば無料でゲット出来るかもしれません。
しかしその場合は、乾燥されていなかったり、運搬が大変だったりするので注意してください。
薪を激安で買う
森林組合
森林組合とは、森林所有者の集まりで森林の保全、林業に関わる事業を行っているところです。
近くの森林組合に問合せをして、組合で扱っている薪の販売店舗があるか聞くと教えてくれます。
原木で扱っている場合や、配送もやっていることもあります。
薪ストーブ専門店
仕事柄薪の情報も豊富です。
原木を扱っていたり、取り扱いがない場合でも販売店の情報を教えてもらえることもあります。
薪販売・燃料店
燃料店で検索するとそこそこ出てきます、近場にあれば行ってみるのも手です!
こちらも原木で扱っていることもあります、運搬まで請け負うところが多いです。
薪を無料で
この場合は、薪の木の種類は選べないことが普通です。
そして必要になるアイテムも多いです。
- 軽トラ
- チェーンソー
- 身分証
- 体力
まれに、河川内伐採樹木無償提供などの情報が入ります。
この時は茨城県のHPです。河川内伐採樹木無償提供「終了」のお知らせ
もう終了してしまいましたが、無償提供がありました。
この時は、県民じゃないとダメだったようです。
なので、身分証も必要になってきます。
意外と面倒なんだね
無料配布の場合は、木の種類もそうですが、木も乾燥していないしサイズもチェーンソーで切らないと運べない状態のこともあります。
その場でチェーンソーが使えないこともありますので、事前に確認しないと無駄足になる可能性もありますので注意です。
また自分で運ばなければならないので、ある程度体力がなければ出来ません。
大工さんの家に貰いに行く
私はこのパターンで薪を手に入れています。
知り合いに大工さんがいるので、そこに行って廃材を貰います。
勿論全部が全部薪として利用できるわけではないのですが、接着剤のついていないモノ、加工木でないモノを貰います。
あちらとしても廃材を処理するのはお金がかかるし、以前は庭で焼いていたようなのですが消防法で禁止になってから困っていたようです。
winwinの関係が築けるので、知り合いじゃなくても大工さんに駆け込みで聞いてみてはどうでしょうか?
林業現場
林業の現場だったり、運転中に丸太が積まれている場所があればチャンス。
近くにいる人に声をかけて、伐採林の入手が可能か聞いてみるのも手です。
ただし、この場合は伐採したてなので、薪割りと乾燥と運搬まで一人でこなさなければなりません。
結構ハードル高めです。
薪をてにいれたら
薪を安く手に入れたら、次は斧が欲しくなりませんか?
薪はある程度大きさを調整しなければ、いつまでも薪が燃えて終われないという結構困った状況になります。
キャンプ場では就寝時間決まっていますからね。
時間を調整するためには、斧で薪を小割に出来るとコントールが断然楽です!
薪拾いは違法?
少し調べましたら公園の木は、ゴミ扱いになるようなので、拾ってきても大丈夫だと思います。
近所の公園の管理者に問い合わせたので大丈夫だと思いますが、場所によってはダメってなっている可能性があるので、心配なら問い合わせてから拾った方がいいですね。
当然山や林には持ち主がいますので、持ち主に許可を取る必要がありますね。
近所のおじさんは、拾って欲しいって言っていたね。
うんうん、聞いてみないと分かりませんから、直接聞くのがいいです!
そしておすすめは、お寺や神社。
近所にあるし、結構散乱しています。
仲良くなれば、事前に集めておいてくれたりもあったり。
キャンプ場でも、拾えることがありますが、乾いた枝や薪がないこともあります。
そんなときは、葉っぱの下に隠れている枝は比較的乾いていることが多いので、そんな枝を集めましょう!
作る場合
山に入り、木を伐り、薪にする方法もあります。
これが一番お金は掛からないでしょう、むしろお金を貰えることもあります。
趣味でお小遣いはいいね。
もしくは山を所持している方から直接木を貰う方法、自分が山を持っていれは簡単ですが、いない場合はかなりの労力が必要になると思います。
薪拾いのバイト
ハローワークでも結構求人が出ていることがあります、時給1000円程度が多いです。
事前に色々と確認が必要ですが、「造園業」とかの名称で求人が出ています。仕事内容が樹木伐採ならばチャンス。
これに応募して日当8,000円とかを貰って、更に薪を手に入れることが出来ます。
コレの利点は、チェーンソーなどの道具も雇用主が用意してくれることです!
しかしバイトに入る前に、薪として持ち帰ってもいいのか確認する必要があります。
これがOKなら、お金も薪も技術も手に入る!
一石三鳥!
伐採業務の場合、その木を加工することや、販売することが目的の会社の場合は当然木を貰うことは出来ませんので確認が大切です。
勿論、持って帰るのに軽トラなどが必要になりますし、その後の乾燥も必要にはなりますがお金をもらって薪を手に入れることが出来ます。
山林ボランティア
バイトよりも、緩く作業が出来るのがメリットでしょうか?
基本的にはみなさま好意で集まっているので、そこまで強要されないかもしれません。
山林、公園、川での整備のために、ボランティアを募集していることがあります。まれに無料配布もあります。
森林ボランティアというサイトがあります。
この中で、お好きな地域を選んでボランティア団体を探すことが出来ます。
中には、チェーンソーの特別講習会などをおこなっていたりもしますので、技術習得しながら伐採に関われるかもしれません。
暖炉仲間を作る
実は暖炉を持っている方々は、強い暖炉コミュニティを形成していることがあります。
先ほどのボランティアとしても参加していることもあるので、そこで仲良くなることが出来れば薪情報を貰えるかもしれません。
焚き火よりもはるかに暖炉は薪を消費するので、彼らは常に薪を探しています。
年間6トンくらい、使うらしい。凄い。
山から伐る
これが最強にレベルが高いでしょう!
山を持っている地主に聞いて、木を切ってもいいかの許可をとり、自分で全部道具も用意して薪にする。
最初からある程度知識があるなら別ですが、0ベースで始めるのにはかなり大変だと思います。
正直一番お勧めできない。
大量に必要ならありかな?
これは暖炉ユーザーの領分になりそうです。
でも近くに、そんな山や林があれば、1度流れを作ってしまえばあとは楽でしょう。
無料で好きな時に取りに行ける可能性があります。
どっちみち乾燥に半年くらいはかかるので、場所の確保は必要になります。
薪バック
直接薪を貰いにいったり、ジモティなどで購入する場合は薪の入れ物はありません。
私が使って、便利だったのが100均の袋!
ログキャリーのようにオシャレではありませんが、めっちゃ使いやすい!
100円なのに、丈夫でビニールなので汚れても直ぐに洗えます。
最悪100円なので、捨ててもいいでしょう。1つあると便利だと思います。
なんだったら、そのまま薪ケースとしても使えます。
カッコいいの良い場合は、こういうのいいですよね!
バンドックいつも安くて助かる(笑)
薪の保管
私も迷っている、薪台。ログラック!
自分で薪割りをこなすなら必須でしょう、焚き火くらいの薪の量ならなくてもOK。
自分で原木を買い付けて、乾燥までやると大変ですから私は悩んでいます。
乾燥目的でなくても、物置がすくに一杯になるので薪の置き場所は結構困ることに。
家の裏に置くなら、こんなのがいいと思っています。
しかし、あまりないとは思いますが、怖いのがシロアリです!
木の中に潜んでいることがあるので、家の裏とか庭に薪置きを作った場合は、心配事が一つ増えます。
薪の安い入手方法まとめ
焚き火ユーザーは、購入が無難な気がします。
焚き火ユーザーは薪の消費が暖炉ユーザーに比べて圧倒的に少ないので、色々と手間を考えれば購入が楽ですね。
2時間の焚き火をやろうとすると、ガンガン燃やさなければ、およそ5kgもあれば十分です。
ジモティがおすすめですが、amazonでも頻度が低ければ全然問題ないと思います。
今回ジモティで非常に良い人と知り合えて、定期的に購入したいと思っています。
私個人の意見と感想ですが
何はともあれ、薪がなければ焚き火は出来ませんので自分に一番合う方法を画策する必要はありますね!
おすすめの二次燃焼焚き火台をまとめました!