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スノーピークほおずきのパクリ?似てる格安ランタンを5年使ったリアルな感想

スノーピークの「ほおずき」はいいですよね。私もずっと欲しかったのですが、値段を見るたびに手が止まっていました。

それで似た形の格安ランタンを買ったのが2021年のこと。形も色合いもなんとなく似ていて、見つけた当初は正直「偽物なのかな」と思ったくらいです。あれから5年、同じものを使い続けているので、今の目で書き直します。

先に言葉の整理だけしておきます。この記事で扱うのは、スノーピークのロゴを偽造した違法なコピー品ではありません。ほおずきにデザインが似ているだけの、別ブランドの格安LEDランタンです。世間で「パクリ」と呼ばれているのはたいていこちらのほうで、買っても法律上の問題はありません。

この記事でわかること

  • パクリなのか: 私が買ったのは偽物ではなく、形が似ているだけの別ブランドの製品です。何が同じで何が違うのかを並べます。
  • 実物でどう違うか: 自分で撮った写真で、フック・マグネット・無段階調光まで中身を見せます。
  • 2026年の答え: 実は今、いちばん安いほおずきは1,980円です。「安く済ませたいから類似品」という前提が崩れました。

この記事の結論(先に要点)

・私が買った格安ランタンはほおずきのコピー品ではありません。丸いシェードという形が似ているだけで、中身は別物です。

買って5年、いまも現役です。明かりとして使うぶんには、本物を触っても大差はありませんでした。

ただし、これから選ぶなら本家も見てからにしてください。2026年はつぶほおずき1,980円、たねほおずき4,980円と、本家側の値段が下りてきています。

目次

結論:パクリではなく「形が似ているだけの別物」でした

先に答えを書きます。私が買ったのはBeszingというメーカーのLEDランタンで、スノーピークのロゴを騙るタイプの偽物ではありません。丸くて白い、手のひらに乗るシェード。似ているのはそこだけです。

Amazonを見ると、同じような丸いシェードのLEDランタンは他にもたくさん並んでいます。中身の作りはだいたい似ていて、充電式のバッテリー・無段階調光・マグネット、というのが共通の構成です。私が実際に買って使ったのはそのうちの1つなので、以下はこの1台についての話だと思って読んでください。

ただ、検索してここに来る人が本当に知りたいのは「偽物かどうか」ではないと思っています。知りたいのは、1万円出さずにあの感じが手に入るのかということのはず。私もそれが知りたくて買いました。

その答えは「だいたい手に入る」です。本物も触ったことがありますが、並べて見比べても大差はありませんでした。ただしほおずきの目玉であるゆらぎモードだけは、私自身が使ったことがないので語れません。ここが分かれ目だと思います。

私が買った格安ランタンの中身

白い丸型のBeszing LEDランタン本体

ほおずきの値段を知っている人は、まずこの値段の安さに驚くと思います。私が買ったときは2,599円、2026年8月に見たら2,999円でした。5年で400円上がっただけです。

Beszing LEDランタンの付属品と取扱説明書

付属品はランタン本体のほかに、専用の布ケース、取扱説明書、USBケーブル。ほおずきには充電用のケーブルが付いていないので、届いたその日から使えるのは地味にうれしいところでした。

Beszing LEDランタン背面の充電用ケーブル差し込み口

背面に充電用の差し込み口があります。本体の充電も、モバイルバッテリーとして使うときもここ。バッテリー残量は「+」「−」「電源」のどれかを押すと上部のライトが光って教えてくれます。

ただ、この端子がUSB Type-B(マイクロUSB)です。2021年は普通でしたが、いま手持ちのケーブルはほぼType-C。これ1台のためにケーブルを1本余分に持っていくのが、5年使っていて唯一はっきり微妙な点です。ちなみにほおずき本体(ES-070)も同じマイクロUSBで、Type-Cになるのは充電式のRBシリーズからです。

上面にはフックが付いています。これがとにかく便利で、テントの中でもタープの下でも、引っかけられる場所さえあればそこが定位置になります。

キャンプ場は照明が少なくて、夕方でもけっこう暗い。子どもの洋服のどこかに付けて明かりを持たせてあげると安全ですし、見ている親も安心です。これは買ってから気づいた使い方でした。

底面には磁石が入っていて、壁でも棚でも、明かりが欲しいところにピタリとくっつきます。これが本当に便利で、アウトドア以外でも大活躍しています。停電のときも真っ先にこれを剥がして持ち歩きました。

無段階調光とSOSモード

光の色は、点灯した状態で電源ボタンを1回押すごとに昼白色→電球色→自然色と切り替わります。「+」で明るく、「−」で暗く。長押しすれば無段階で好きな明るさに止められます。電源のオンオフは長押しです。

赤色で点滅するSOSモードのLEDランタン

4色目のSOSは、点灯状態で「+」と「−」を同時押し。日頃そうそう使う場面はありませんが、知らないと出せないので一度試しておくといいです。

そして、いちばん使っているのが一番暗くした状態。就寝中のテントの中が真っ暗だと子どもが怖がるので、ごく小さな明かりを灯すようにしたら、それだけでテントで寝られるようになりました。明るすぎず暗すぎず、絶妙に心地よい光です。

ほおずきと並べて比べる

数字で並べると、似ているのは見た目だけだとよく分かります。価格は2026年8月にAmazonで確認したものです。

項目スノーピーク ほおずき(ES-070)Beszing LEDランタン
実売価格約7,700〜10,500円2,999円
電源単3形アルカリ電池3本/USB給電/別売の充電池パック5,200mAhの充電式バッテリー内蔵
明るさ100ルーメン4W(約30〜40ルーメン相当)
連続点灯10時間弱で255時間
サイズ・重さ直径107×高さ87mm/165g(電池別)8×8×7cm/195g
防水IPX4(USBキャップを閉じた状態)生活防水(等級の記載なし)
点灯モード通常/おやすみ/ゆらぎ(各モードで無段階調光)昼白色・電球色・自然色・SOS赤(3色は無段階調光)
色の展開ゆき・もり・つちホワイトのみ
ほかにできることモバイルバッテリーとしてスマホに給電

明るさと点灯モードの質で比べると、やはりほおずきが優秀です。ほおずきの「ゆらぎモード」は風に合わせて灯りが揺れる機能で、LEDライトとは思えない出来。「おやすみモード」は周りが静かになると勝手に光を抑えてくれます。この2つを知ってしまうと、高いのも納得はできます。

その明かりは何のために使いますか焚き火の隣に置いて雰囲気を出したい→ 本家のほおずきゆらぎモードは他にないテントの常夜灯・子どもに持たせる明かりが欲しい→ 格安の類似品で足りる私はこれで5年やっています※どちらを選ぶ場合も、USB Type-Cで充電したいならスノーピークのRBシリーズになります。

5年たって、この選択をどう思っているか

使い込んだBeszing LEDランタン

結論から書くと、いまだに現役です。買って半年の時点で連続点灯時間が短くなるといった劣化はなく、そのまま5年。正直に書くと途中で点灯時間を測り直してはいないのですが、使いたいときに点いて、使いたい明るさで止まる状態が続いています。

結局いちばん役に立ったのは、キャンプ場でも焚き火のそばでもなく、子どもまわりでした。服に付けて居場所が分かるようにする。テントの中を薄明るくして寝かせる。この2つのために買ったようなものです。

不満らしい不満は、さっき書いたUSB Type-Bだけです。本物のほおずきも触りましたが、明かりとして並べたときの差は思っていたより小さかった。ただゆらぎモードは試していないので、そこは分かりません。あれを体験したら評価が変わる可能性は残しておきます。

  • 取扱説明書で気になった点: 本体が汚れたら「柔らかい」布でふく。
  • 長期保管: 使わない期間でも6か月に1回を目安に充電する。
  • スマホへの給電: 純正の充電器が使えないときの一時的な方法として使う。

特に2つめは大事で、シーズンオフに放り込んだままにするとバッテリーがへたります。私がこれを5年もたせられた理由があるとしたら、たぶんこれを守っていたことです。

2026年は「本家が安くなった」ほうが大事

ここからが、この記事を書き直したいちばんの理由です。2021年当時、ほおずきは1万円級の一択でした。だから「高いから類似品」という話に意味があった。ところが今は、ほおずきシリーズのほうが格安ランタンの価格帯まで下りてきています

モデル価格明るさ・電源向いている使い方
つぶほおずき1,980円27lm/CR1632コイン電池2個直径23mm・5g。鍵やザックに付ける常備灯
たねほおずき約4,980円60lm/単4電池3本・USB-C充電57gでテント内の吊り下げ。疑似ゆらぎ付き
ほおずき(ES-070)約7,700〜10,500円100lm/単3電池3本・USB給電本命。ゆらぎとおやすみモードはこれ以上
RBたねほおずき9,680円60lm/USB-C充電式電池を買い足したくない人向け
RBほおずき15,290円200lm/USB-C充電式メインの明かりを1台でまかないたい人

つぶほおずきは2026年3月に出たばかりの新顔で、直径23mm・重さ5g。防水はIPX5で、ほおずき本体より高い等級です。ただし明るさは27ルーメンなので、これ1つでテントの中を照らすのは無理。私の使っている格安ランタンとは用途がまったく別もので、値段だけを見て置き換えられるものではありません。

それでも、この5年で変わったのはここだと思っています。2021年は「ほおずきが欲しいなら1万円」しか道がなかった。今は1,980円と4,980円という入口ができた。値段だけを理由にスノーピークを諦める必要は、もうありません。

値段のものさしに並べてみる(2026年8月)※明るさも大きさも用途も違います。値段だけを1本の線に並べたものです。つぶほおずき1,980円Beszing 2,999円たねほおずき4,980円ほおずき 約7,700円〜RBほおずき15,290円

結局どっちを買えばいいか

私の答えは用途で分かれます。

  • 焚き火の隣に置く1台なら: ほおずき(ES-070)。ゆらぎモードは他にありません。私は未体験なので、ここは「試す価値がある」という言い方にとどめます。
  • テント内の常夜灯・子どもに持たせる用なら: 格安ランタンで足ります。私は5年これでやっていて、いまも現役です。
  • とりあえずスノーピークを1つ持ちたいなら: つぶほおずき1,980円。明るさは27lmなので、メインの照明にはなりません。
  • 電池を買い足したくないなら: USB-C充電のRBシリーズ。値段は上がります。

ちなみに、ここで挙げたのはどれも手のひらサイズの明かりです。サイト全体を照らすメインランタンを探しているなら、コールマンのクアッドマルチパネルランタンを使った話や、コールマンのランタンシリーズから選ぶ話のほうが役に立つと思います。

よくある質問

Q. 安い類似品は、買ってすぐ壊れませんか?

A. 私が買った1台は5年たっても壊れていません。点きますし、明るさも好きなところで止まります。ただ、これは私の個体の話で、同じ形のランタンが何種類も売られているので全部が同じとは言えません。買うなら、レビュー件数が多いものを選ぶくらいしか手はないと思います。

Q. 「ゆらぎモード」がないと後悔しますか?

A. 目的しだいです。私の買った個体にゆらぎは付いていません。無段階に暗くはできますが、炎のように揺れる動きは出せません。子どもの寝かしつけや夜の安全確保が目的なら、これで困ったことはありませんでした。逆に焚き火の隣で雰囲気をつくりたいなら本家です。私はほおずきのゆらぎ自体を使ったことがないので、その良し悪しまでは書けません。

Q. いちばん安くほおずきを手に入れる方法は?

A. 2026年3月に出たつぶほおずきが税込1,980円で、シリーズで最も安いモデルです。ただし直径23mm・27ルーメンなので、キーホルダーに付ける常備灯だと思ってください。テントを照らす明かりとしては、たねほおずき以上が現実的です。

まとめ

ランタンは夜の主役です。でも暗いので、誰がどんな物を使っているかまでは、正直そんなに分かりません。

だからパクリかどうかは私にはどうでもよくて、2,999円のこれが5年たっても現役だという事実のほうが大事でした。買った当時は「同じ値段で4個買える」と思っていて、2026年の価格で計算し直すと2.5個ぶんです。それでも安いことに変わりはありません。

私自身はこれで満足しているので、ほおずきを買い足す予定はありません。ただ、これから選ぶ人にはスノーピークの安いモデルも一度見てから決めてほしいとは思います。1,980円と4,980円という選択肢が増えた5年間だったので、「高いから類似品にする」という理由だけはもう成り立たなくなりました。

この記事を書いた人

この記事を書いた人

あいすべ
【臨床検査技師・焚き火特化ブログ運営者】

2019年から焚き火専門メディア「焚き火を愛しています」を運営。友人に誘われたキャンプで焚き火に出会い、以来週3回は火を焚く生活を続けている。臨床検査技師という本業の視点から、焚き火に没入してしまう理由を脳科学・心理学の面で調べたのが出発点。庭や河原で焚き火をしてよいのかという疑問から、消防署と法律家に直接問い合わせて確認するなど、自分で確かめたことだけを書くのが方針。焚き火台・薪・革手袋・焚き火シートなどはすべて自費で購入して使い込んだうえでレビューしており、掲載している写真は自分で撮影したもの。

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